義歯(入れ歯)

Denture Treatment

歯科すやまは「義歯」を得意分野のひとつとしており、困難な症例にも積極的に対応しています。

困難な症例

義歯は今後も重要な選択肢

~ インプラントとの対比 ~

歯を多数失った場合、欧米ではインプラントが主流です。日本でも若い先生になるほど、この傾向が強まっています。しかし、コストや手術、メンテナンスの複雑さから、義歯は依然として重要な選択肢であると当院は考えています。

歯科すやまでは、インプラントを行わない方針のもと、お一人おひとりの患者さまに最適な義歯を提供するため、今後も力を注いでまいります。

天然の歯を守るために最善を尽くします

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Suyama Dental Office

義歯をつくる上で大事なポイント

部分入れ歯(歯が1本でも残っている入れ歯)
上下とも部分入れ歯の例

部分入れ歯が正しく機能するためには、残っている歯が健康であることが重要です。

残っている歯を治療してから義歯を作り変えないと、義歯だけではうまくいかないことが多いです。

また将来、総入れ歯になりそうな場合はあらかじめ修理や改造に備えたデザインの義歯を作ります。

総入れ歯
元々お使いの義歯を改造して使っていただいた実際の仮の義歯(治療用義歯)

元々お使いの義歯を改造して使っていただいた実際の仮の義歯(治療用義歯)

完成総義歯
当院で製作した総義歯

長年使っている調子の悪い義歯に慣れてしまっている場合、新しい義歯を急いで作っても、なかなか受け入れるのが難しいことがあります。

型を取ってすぐに完成させる一般的な方法では、難しい症例には対応できません。

患者様のご理解とご協力が得られた場合、まず現在の義歯とお口の状態を診査・診断し、その後、現在お使いの義歯を徐々に改造して使えるようにします。

十分に形とかみ合わせを改善し、慣れていただいた後、同じ形をコピーしてより精密な義歯を作ります。

このプロセスには通常半年以上かかり、自由診療となりますが、徹底して満足できる義歯を作ることができます。

理想的な義歯のかみ合わせ

理想的な顎の位置で左右全ての奥歯が同時にしっかりと咬み合う義歯を目指して作ります。
これは患者さまと私たちが協力し合って、初めて実現できる治療方法となります。

義歯はかみ合わせが安定した状態を長く保つことが重要です。
これにより、歯ぐきの土手が痩せにくくなります。最終的には咬む面を金属に置き換えることで、
非常に優れたかみ合わせを作ることができます。

天然の歯を失ってしまっても、快適な義歯を作ることで健康を取り戻すお手伝いができるかもしれません。

どうぞご相談ください。

精密に上下の奥歯ががっしり咬み合っていて、大きく口を開けても安定して動かない義歯の実際の状態

費用について

保険診療

いかなる義歯も修理してひとまず使えるようにします。

残った歯がある程度整っていて、再治療しなくて済む口腔内のダメージが比較的少ない義歯は保険診療内で新しく作製します。

自由診療

残っている歯のやり直し治療が必要な状態で義歯を作り変える場合、元々お使いの義歯がない場合、治療期間中にお使いいただく仮の歯や義歯が必要となる場合が多くあります。

複雑で計画的なやり直し治療が必要な「部分義歯」、「総入れ歯」は自由診療でのみ対応とさせていただきます。

 

天然の歯を守るために最善を尽くします

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やり直し治療への取り組み

歯科すやまは、患者さまが過去にどうしてもうまくいかなかった、納得できなかった治療に対する「やり直し治療」に力を入れています。

長年にわたって複雑化した口腔内の問題

当院に来院される多くの患者さまは、これまで幾度となく歯科治療を受けてこられています。
治療をはじめたものの、さまざまな事情で治療を中断したり、放置せざるを得ない期間があったかもしれません。
 
最初は小さな虫歯や軽い歯肉炎であっても、虫歯が進行して歯の内部に達してしまうと、
当院においても「神経を取る処置」になったり、更に病状が悪化した歯は、「抜歯」を選択せざるを得ないこともあります。
 
長年にわたって複雑化してしまった口腔内の問題に対しては、1本の歯の不調であっても「対症療法」では解決が難しくなってしまう場合も多くみられます。

総合的な診断・抜本的な再治療の必要性

歯科すやまでは、広範囲にわたり、且つ高度な治療技術を必要とする複雑な問題を数多く担ってきた経験から、
抜本的な再治療、「やり直し治療」をご提案しています。

総合的な診査診断から治療計画を立案し、患者さまとの同意の元で、以下の3本柱を中心とする治療を行います。

1.「虫歯」や「歯の根の治療」など、歯そのものの治療
2.歯を支える歯肉や骨に対する「歯周病治療」
3.かみ合わせの機能改善回復を基礎とする治療

患者さまお一人おひとりの複雑な症状に対して、今後も真摯に、丁寧に向き合ってまいります。ご相談ください。
 
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