かみ合わせ治療

Occlusal Treatment

かみ合わせ治療とその重要性

かみ合わせ治療とその重要性

歯科すやまでは、かみ合わせを重視した治療を行っています。

かみ合わせ治療は地味な分野と思われがちなのですが、歯科治療の根源基礎をなす重要な部分なのです。

一見なんともない症状、例えば歯がしみる、咬むと痛い、歯がぐらぐらするなどの症状や、入れ歯が合わない、外れるといった問題は、多くの場合、虫歯や歯周病以外にかみ合わせが大きく関係しています。

上下一対の歯のかみ合わせの問題だけでなく、前歯と奥歯、顎(あご)、全体のバランスの問題も関係しています。

かみ合わせと他の治療の関係

歯周病、歯の根の治療、被せ物、インプラント、義歯、矯正といった、ありとあらゆるすべての歯科治療は、「かみ合わせ」と切っても切れない深い相互関係があります。

「かみ合わせ」が良ければ治療の効果も高まり、悪ければ問題が再発する可能性が高まるのです。

かみ合わせ診断のアプローチ

かみ合わせ診断のアプローチ

かみ合わせの状態を把握する

適正な顎の位置に誘導して、どの歯が最初に当たっているのかを探ります。最初に当たっている歯と、患者さまの不快症状が一致しているケースが大変多く見られます。

映像 かみ合わせの状態を把握する様子

最初に歯が当たった位置から咬み込むとズレていきます。
ズレの方向と量から歯のどの位置が当たっていて調整量を見極めます。

映像 かみ合わせの状態を把握する様子

患者さまの頭の骨格に対する歯並びの傾き、位置関係を把握します
咬み合った瞬間を再現する模型を製作します
咬み合った瞬間を再現する模型を製作します

咬合器(こうごうき)という器械を活用し、患者さまの頭の骨格に対する歯並びの傾きと理想的な顎関節(がくかんせつ)の位置で咬み合った瞬間を再現する模型を製作、お口の中を覗くだけではわからない現状や問題点を正確に把握します。

咬合器
治療方法の選択

かみ合わせの調整で問題が解決するケースもあれば、古い被せ物や詰め物のやり直しを必要とするケースもあります。

場合によっては抜歯や大きく歯を削る必要があるかもしれません。

矯正治療が必要な場合や骨格的な問題を検討する必要もあります。

治療計画の策定

歯は1本だけで機能することはなく、上下、左右、前歯、奥歯、そして歯並び(歯列)は顎の関節と連動しています。
きれいな歯並びに見えても良いかみ合わせになっていないケースも多く見られます。
現在どのような状態であるのかを把握し、どうすればよいのかを診断、ご説明いたします。

最終的なゴールは、患者さまとの綿密なコミュニケーションを通じて明確化します
その上で最適な治療計画を策定し、患者さまに治療内容を理解いただいた上で治療を開始いたします

患者さまのかみ合わせを咬合器で再現、ご説明している様子

歯の根の治療、かみ合わせ治療なら

豊中市の歯科すやま
Suyama Dental Office

やり直し治療への取り組み

歯科すやまは、患者さまが過去にどうしてもうまくいかなかった、納得できなかった治療に対する「やり直し治療」に力を入れています。

長年にわたって複雑化した口腔内の問題

当院に来院される多くの患者さまは、これまで幾度となく歯科治療を受けてこられています。
治療をはじめたものの、さまざまな事情で治療を中断したり、放置せざるを得ない期間があったかもしれません。
 
最初は小さな虫歯や軽い歯肉炎であっても、虫歯が進行して歯の内部に達してしまうと、
当院においても「神経を取る処置」になったり、更に病状が悪化した歯は、「抜歯」を選択せざるを得ないこともあります。
 
長年にわたって複雑化してしまった口腔内の問題に対しては、1本の歯の不調であっても「対症療法」では解決が難しくなってしまう場合も多くみられます。

総合的な診断・抜本的な再治療の必要性

歯科すやまでは、広範囲にわたり、且つ高度な治療技術を必要とする複雑な問題を数多く担ってきた経験から、
抜本的な再治療、「やり直し治療」をご提案しています。

総合的な診査診断から治療計画を立案し、患者さまとの同意の元で、以下の3本柱を中心とする治療を行います。

1.「虫歯」や「歯の根の治療」など、歯そのものの治療
2.歯を支える歯肉や骨に対する「歯周病治療」
3.かみ合わせの機能改善回復を基礎とする治療

患者さまお一人おひとりの複雑な症状に対して、今後も真摯に、丁寧に向き合ってまいります。ご相談ください。
 
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